筆者の楽しみの一つに、
特に食べログやGoogle マップで調べるわけでもなく、直感的に「
今回ふらっと立ち寄った居酒屋は、香川県にある「惣菜居酒屋 まほろば」
佇まいが「昭和」な雰囲気がして、なんだか温かみを感じました。
ガラガラガラ〜
扉を開けると、店内は賑わっていて活気がありました。
一人カウンター席につき、
誰かに話しかけるでもなく、
すると店員のおばあちゃんが、
「南京(なんきん)はうまいかね?
最初は「何のこと?」と思いましたが、かぼちゃのことを「南京」と言うことを思い出しました。
「おいしいですよ。でも、
筆者がそう返すと、
「そう、時期が早いのはまだ甘みが足りないんだ。
とおばあちゃんが言いました。
すると、別の店員さんが、「このおばあちゃん何歳に見えます?
「えっ?」
背筋もピンとして、
しかも、夜も9時過ぎ。もうお休みになってもいい時間です。
おばあちゃんは、昭和40年過ぎに店を開けて以来、
流行り廃りの激しい時代において、
周囲が賑やかだったこともあって、
筆者が仕事をしているという話は一切していなかったのですが、
おばあちゃんが、おもむろにこう言いました。
「お兄さん、正直が一番や。正直にやっとれば商売は続く。」
筆者が仕事をしている中で、最近ぼんやり思っていたことが一瞬にして明瞭になり「ハッ」とさせられました。
そして、「おふくろの味」の料理のように、
「そっか、だから南京(かぼちゃ)の味一つとっても、
また香川に行く機会がない限り、
ただ、今回の出逢いにシンクロニシティ(意味ある偶然の一致)
世の中では、政治とカネの問題に辟易したり、「やり損」「やりがい搾取」のように「
ですが、筆者は決して正直者はバカを見ないと思っています。
自分をごまかさず、自分に正直にちゃんと生きていれば、
それは、金銭的な報酬とは限りません。
それは、心の充足や豊かな人間関係といった、精神的な報酬です。
まほろばのおばあちゃんからのメッセージを胸に刻み、